何個分?
苺を収穫し始めて1週間経った頃、
ん?ん?んーん?
大きくなった葉っぱの下の方で、ハサミを入れる場所を探しても探してもない。反対側に行って確認すると、赤い塊。根元付近でカットして、手に取りびっくり!大笑い!!よくもまあ、こんなにも、大きくなってくれましたねー。
初めてのいちご栽培は、夫には全く期待もされず、私がコンパニオンプランツにニンニクがいいらしいと株間に植えた時は疑心暗鬼マックスの顔でほんまかぁ?って。
ところが。最初の実を畑で食べてみて、2人で感動!!!なんてフレッシュ!!!私もこんなにも美味しいなんて嬉しすぎて、苗を分けて下さった方に心から感謝、感謝。
それからは、収穫する度に大喜びで何個も食べる夫。その姿に大満足の私。
ある日の苺たち。形の良いのと傷んでるのと収穫時には気づかなかったまだ一部白いのと、面白い形のと、なんともバラエティに富む。
この辺りはあんまりミツバチ来ないと聞いたのは開花し始めて何日も経ってから。受粉がうまくいかないと良い形にならないと検索で知ったのも後のことで。自然に任せたかったけれど、仕方ない。途中から受粉のサポートした。
個性的に育った苺は、自然のなせる技ってことかな。極め付けが、あの苺ちゃん。
さぁ、今一度、いろんな角度から見てみましょう。
肝心の味の方は、うーん、甘味が少なかったけど、精一杯成長してくれたと思うと、感動!
他の個性的苺は、味に遜色なかったけれど、ここまでくると、栄養がうまく行き渡らなかったのかも。いや、もしかしたら、もっと熟してから取った方がよかったのかも。まあいいや。
いちごも、やはり野登山本さんはじめ、シェア畑の先輩方のアドバイスを大いに参考にさせていただき、できることを実践してみた。
籾殻燻炭を株元に、籾殻を畝全体にしてみたり。一畝はさらにその上に黒マルチを敷き詰める時は、こりゃあ大変だーと思ったけど、狙い定めてハサミで穴を開けながら覆っていったなぁ。余裕持たせたはずの穴が、今は隙間ないほどの大きな株になってた。
もう一畝は、不織布で覆って、吊り上げていくっていう方法を試してみたが、やり方が間違ったようで、うまくいかなかった。
でも、黒マルチは、株周りに不織布を巻いて苺がマルチに当たらないように施しが必要だったけど、全体不織布の方はその必要がなく、負担は軽く済んだ。暖かくなって、下から草が持ち上げてくれたところは、自然の吊り下がりみたいになってたな。
離れて暮らす家族たちに送ったら、皆に喜んでもらえたので、来年に向けて、今一度苺のことを調べてみよう。
感動の最初の一個!